海外で働いてみたい場合におすすめの方法

海外で看護師として働くには3通りの選択肢がありますが、基本的には日本の看護師資格が必要です。そのうえで、自分の経験年数や語学力、スキルなどによって選べる現場が変わってきます。アメリカやイギリスなど海外で働く場合は、その国が規定しているルールに従うことが求められるでしょう。例えば、現地の看護師資格を取得したり、定められた臨床時間をクリアしたり、大学卒業の資格や看護協会に登録したりなどです。また、試験に合格することや望まれる語学力など、国によって異なる条件も多数あります。なお、海外で働くことになるため、就労ビザの取得も忘れてはいけません。

そのほか、青年海外協力隊などの国際ボランティアに参加する方法もあります。こちらは各団体によって条件が異なり、選考や研修などを経て海外へ派遣されることになるでしょう。海外で働く場合と国際ボランティアに参加する場合は、それ相応の語学力が必要ですが、短期のボランティアでは語学力が問われないことも少なくありません。そして、看護師としてのスキルや経験年数など、条件が提示されている場合もありますが、海外研修制度を行ってる病院に勤務するのも一つの手です。この方法は、勤務する病院から海外研修に必要な費用などが支給されるので、費用面が心配な人にも向いています。海外での看護師の仕事は、最新の医療だけではなく、日本とは違う文化や背景なども学べるのが特徴です。看護師として、スキルアップが叶うでしょう。